発達障害について
発達障害とは
落ち着きがない、話を聞かない、忘れ物・ケアレスミスが多い、読み書きや計算が極端に苦手、大きな音が苦手、作業が極端に遅いなどは発達障害でよくきかれる事柄です。代表的な発達障害としては、コミュニケーションが苦手でこだわりが強い自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群を含む)や、不注意が目立つ、多動で衝動性を抑えられない注意欠如多動性障害(ADHD)があります。
当クリニックでは、発達障害は「障害」や「病気」ではなく、「特性」や「才能」の1つと考えています。
早い段階から、その子の苦手なところに気付き、周囲がうまくサポートし、また「才能」をうまく伸ばす方法を考えることが重要です。
当院では、まずお子様の成育、生活状況をできるだけ詳細に伺います。社会性やコミュニケーション能力など、社会に適応して生活していく力を身につける手助けをおこないます。お子様の状況によって、学校や保育園等との情報共有、連携を図ります。 自分らしさを大切にし、自立していくための療育を目指します。ひとりひとりの状況に合せて、関わり方やサポートの仕方を一緒に考えていきます。
当院では心理スタッフによるソーシャルスキルトレーニング、認知行動療法など実施しております。
また必要に応じて、薬物治療(漢方薬も含む)もおこないます。
コンサータ、ビバンセ(ADHD治療薬)処方登録医ですので、当院で処方をおこなうことが可能です。
当院は指定自立支援医療機関ですので、自立支援医療制度をご利用いただけます。
心理スタッフによる知能検査(WISC検査、WAIS検査)をおこなうことが可能です。
知能検査は当院では自費(税込18000円)となります。
検査時間は2時間、結果説明は後日(約4週間後)医師より行います。
結果説明は保険診療で行います。
↑副院長の講演をイラストで分かりやすくまとめたものです。
自由にダウンロード可能です。