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お子様の皮膚疾患について

お子様の皮膚は大人の皮膚に比べて薄いため、外部からの刺激を受けやすい状態にあります。また、汗をかきやすいため細菌やウイルスが繁殖しやすく、感染症を引き起こすこともあります。
こどもに多くみられる皮膚疾患には以下のものがあります。

乳児湿疹

乳児にみられる湿疹のひとつです。頭部に黄色のかさぶたやフケのようなものが付着します。頭や顔から皮脂とよばれる脂肪分が多く分泌されることで症状が出ます。

おむつかぶれ

おむつのあたる部分にあかみや発疹などの炎症が起きます。尿や便に含まれるアンモニアなどの刺激物やおむつの繊維がこすれることで症状が出ます。こまめにおむつを取り替えるなど、汚れた部分はきちんと拭くなど清潔さを保つことが大切です。

あせも

「あせも」は、汗の出口がよごれや垢でふさがれることで小さな発疹が現れた状態です。あせもを掻きむしった傷にブドウ菌が感染し、痛みを伴う化膿性の炎症を引き起こすこともあります。

とびひ(伝染性膿痂疹)

あせもや虫刺されを掻いてできた傷に、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が感染して炎症が起きます。強いかゆみのある水疱ができ、化膿することもあります。人にうつる可能性があるので、プールなどは控えて早めに受診してください。

水いぼ

伝染性軟属腫ウイルスによって人から人へうつる、子どもに多い皮膚の感染症です。健康な子どもでは、6ヶ月〜3年で自然治癒すると言われていますが、個人差があります。数が少ないうちに、摘み取り治す方法もあります。当院では、処置の1時間前に痛み止めの麻酔テープをお渡ししています。水いぼの予防法として、保湿剤によるスキンケアは大事です。

※他院で処置をされる場合でも、痛み止めの麻酔テープだけ当院でお渡しすることは可能です。(自費:テープ1枚 200円)

 

当院の治療方針

皮膚疾患は、皮膚を清潔に保つ、温度調節をしっかり行うなど日ごろの生活で改善される点が多くあります。薬を処方するだけでなく、スキンケアについても丁寧にご説明いたします。2020年7月より毎週火曜日の午前に皮膚科専門医も在院します。皮膚科専門医と小児科専門医が連携して、お子様の皮膚疾患に対応させて頂きます。

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